MRM吃音(どもり)改善プログラムは効果があると高い評価を得ている治療法ですが、実はMRMを購入して実践しても目覚ましい改善効果が見られない3つのタイプがあります。
どんなタイプの人たちにはMRMが効果ないのか、解説していきます。
イメージトレーニングだけで、紙とペンを使って実践しない人
MRM吃音(どもり)改善プログラムのエクササイズは、紙とペンを使った訓練方法です。(「マインドシフト編」で細かく説明されています)
実際には、スマホやパソコンなどで解説動画を見ながら、紙とペンを使ってエクササイズをしていくのですが、ここで落とし穴になりがちなのが「動画だけを見て、やった気になること」です。
MRM吃音(どもり)改善プログラムは、脳内でイメージを作るだけでなく、実際に書くという作業をすることによって、強烈にイメージを脳に定着させ、吃音どもりを改善させていきます。
それをしないで、頭でわかったつもり、イメージを膨らませたつもりでやっていこうとする人がいます。これはその時には実践したような錯覚を覚えるのですが、次の日になったら完全に忘れてしまっています。
「教材通りにやればいいんでしょ」と言われればその通りなのですが、書く作業が必要になるので通勤の電車内とか、お風呂に入っているときとかにはできないエクササイズが含まれています。
1日20分、時間を確保できる人でないと効果が出ないので注意してください。
中学生以下の子ども
MRM吃音(どもり)改善プログラムは「パラダイムシフト編」で理論を学んでモノの見方を矯正し、それを「マインドシフト編」でエクササイズをしながら脳に叩き込んでいくトレーニングプログラムです。
説明されている内容が難しめであることと、過去の体験や記憶、イメージをフル活用するので、読解力が限られており人生経験が少ない子どもには不向きです。
親が、内容をかみ砕いて子どもに教えてあげて、過去の体験なんかもよくイメージできるように説明できれば効果もあるかもしれませんが、実際には難しいのではというのが正直な思いです。
吃音は心の中の問題ですから、表面的に親が知っている子どもの体験と、その子の心の深層に根ざすトラウマ的体験や脳裏にこびりついている誰かの言葉というのは必ずしも一致しません。そこまでアプローチできるかというと、さすがに親といっても簡単な話ではありません。
子どものうちは、メンタル的な要素や環境要因を見定めてリラックスできるように状況を整えてあげるほうが良いでしょう。高校生や成人になっても吃音が治らない・悪化しているというのであれば、MRM吃音(どもり)改善プログラムで効果が期待できます。
なお「中学生以下」とは言いましたが、中三はダメで高一ならOKという厳密なものではありません、念のため・・・
脳に損傷のある吃音者
MRM吃音(どもり)改善プログラムは心の問題が原因となって吃音を発症している人のための訓練プログラムですので、脳の損傷など器質的な問題で吃音を抱えている方には効果が期待できません。
そういった方は、専門機関などで引き続きトレーニングを重ねていかれてください。
じゃあ、MRM吃音(どもり)改善プログラムの効果が期待できる人って?
MRM吃音(どもり)改善プログラムの効果が期待できないのは上記の3タイプです。逆に言うと、これ以外の吃音者の方には確かな手ごたえを得られる可能性が高いです。
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・1日20分の「書く」エクササイズができて
・一般の大人レベルに読解力があって
・脳の損傷以外の理由で吃音どもりを抱えている
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という人であれば、2か月ほど実践するだけで改善の効果が期待できます。
ご自分の場合はどうでしょうか、考えてみてください。